104冊め 「ノースライト」 横山秀夫

 

世間的には有名だけど自分は読んだことのなかった作家さん、多数あれど横山氏もその一人。

望まれて建てたはずの新築住宅に施主が入居した痕跡がなかった。残されていたのはタウトの椅子。

失踪事件を疑わせる行方不明の施主の他に主人公の離婚した妻と娘との関係所属する設計事務所が目指すコンペそしてタウトという建築家の人生が詰め込まれている。

主人公の再生を匂わせて終わるけどなかなか複雑です。