110冊目 「がん消滅の罠 完全寛解の謎」 岩木一麻

 

 

がん消滅の罠 完全寛解の謎 (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ)

がん消滅の罠 完全寛解の謎 (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ)

 

 余命半年を宣告されたがん患者がリビング・ニーズで保険金を受け取った後がんが消滅して寛解を遂げる、そんな事例が何例か続いたことに気づいた保険会社社員とその旧友のがん専門医たち

しかもかつての恩師が関わっているのかもしれない。

この腐れ縁仲間が酒を飲みながらうだうだと議論するところが冗長という意見もあるようだけど、私はこういう部分は結構好き。内容に重要性があるかどうかは別として。

がんが寛解する理論はよくわからないからふーんそういうもんか、程度なんだけど

この恩師がどういう目的でこういうことをしたのか?というか恩師像と黒幕像が同一人物なのに一致しない。

それでも読んでいる間は楽しかった。キャラが弱いとか言われつつも夏目も羽島も気持ち良い。

最後を驚愕のどんでん返しと言われてもちょっと困るけど。

 

台風

関東地方に大きな被害を出した台風15号

こちらの方は雨の一つも降らずただただ暑いばかりだった。

だから台風って怖いよなって思う。

亡くなった方もあったようですが少しでも被害が少ないようにお祈りいたします。

千葉の停電も早く回復しますように。