42冊目 「御子柴くんと遠距離バディ」 若竹七海

 

冒頭から御子柴君大ピンチ。その影響で長野県千曲川署に新設された地域生活安全情報センターの所長に就任。

特定の仕事のない便利屋兼閑職と言って良いポストだが御子柴君のもとには謎が寄ってくる。

一方警視庁で御子柴君の相棒だった竹花君は御子柴事件から玉突きのように起こった災難でこれまたちょっと干され気味。

長野と東京双方が追う事件が交錯して遠くの相棒と助け合う。

前作より御子柴君が能動的なのと竹花君のキャラが良いのでより一層楽しめるようになった来た。

ただ、周りのはた迷惑なだけの奴らを嗤えるかどうか(少なくとも興ざめしないかどうか)が鍵だったりするよなぁ