157冊め 「女学生奇譚」 川瀬七緒

 

女學生奇譚 (文芸書)

女學生奇譚 (文芸書)

 

 昭和初期の女学生の手記という体裁の古本に挟まれた“読んではいけない”のメモ。

それを読んだ兄が失踪したと言って怪奇雑誌の編集部に持ち込む妹。

調査を依頼されたフリーライターと相棒のカメラマン。

登場人物すべてが胡散臭く一癖も二癖もある。

調査が進みえっ?!という事実が明らかになりさらなるどんでん返しが用意されているけれど、そこはちょっとどうなんだろう?