134冊め 「錆びた太陽」 恩田陸

 

錆びた太陽

錆びた太陽

 

 「ロミオとロミオ」とか「消失」とかと同系列な感じ作品。

原発とか汚染区域とか政治的問題とか現状へのメッセージ的なものもあるけれど

もっとなんというか昭和ノスタルジー?表現的お遊び?ギャグ?なのか?

「消失」では精密なAIに翻弄される人間たち、こちらでは一人の人間に翻弄されるロボットたち。

 

政治を語る柄ではないけど

ダンナと息子と三人で晩ごはんを食べていた時「今度の選挙は難しいねぇ?」とダンナが言った。

私が一言「共産党」と答えると二人して「それ死票じゃない?」と突っ込む。

 

でも自民党には入れない(これまでの人生で自民党に投票したことはない)希望にも入れたくない。

死票かもしれないけど少なくとも後で裏切られたって思うことはなさそうだもんな。困った時の共産党

意外なことにふたりとも希望の党にちょっとは期待しているらしい。

いやいやいやいや、小池さん何やった?豊洲と築地どうなった?オリンピックの会場と費用どうなった?

少なくとも枝野氏の党が受け皿にはなってくれそうな気がする。期待して良いのかどうかはよくわからないけれど