今日の読了本 15・16

「百万人にひとり・へんな子  もうひとつのコロボックル物語」 佐藤さとる・作〜村上勉・絵

もうひとつのコロボックル物語 百万人にひとり へんな子

もうひとつのコロボックル物語 百万人にひとり へんな子

私にとってコロボックル物語といえば村上勉の絵なくしては語れない。そういう人多いんではないだろうか?
後に「小さな国のつづきの話」「ふしぎな目をした男の子」へと発展していく物語。

「丹生都比売 梨木香歩作品集」 梨木香歩

丹生都比売 梨木香歩作品集

丹生都比売 梨木香歩作品集

「寂しい子供が寂しい老境に入っていった」それぞれ年代の違う主人公たちだがそれぞれが見な寂しさを引き受けている。
丹生都比売もとても良いのだけれどその前後の夏の朝・ハクガン異聞がその不思議さと寂しさが一層引き立っているように思う。