今日の読了本 30

「金色機械」 恒川光太郎

金色機械

金色機械

ホラー?ファンタジー?時代は江戸時代であるらしい。
盗賊たちの館、遊郭。攫われてきた少女や親に殺されそうになった少年。
彼らが持つ異能。そして金色様と呼ばれるロボット??
それぞれの独白で時代や場所も移り変わっていくのだけれど読みにくくはなくむしろスイスイと読める。
彼らの悲しみ痛み苦悩。でもどこかそこはかとなくユーモラス。

これは今年のベスト入りだな。