116冊め 「新樹滴滴」 永田和宏

 

新樹滴滴

新樹滴滴

 

「塔」という 歌誌に掲載された文章を集めたものなので短歌にまつわる色々、評論とか歌人との交流とか主催する結社内に向けて書かれたものとか。

正直分からない内容や言葉も多い。

ただこの人の言葉は読んでいて心地よい。リズムとか感情のこもり具合とか。

楽園音楽祭@太閤山ランド(ネタバレセットリスト付き)

19・20日は富山の太閤山ランドスタレビの夏イベに行って来た。

去年は家庭の事情で行けなかったので2年ぶり。

太閤山でのライブは20・21回目となるそうだ。

 

「星に唄えば」で会場内を歩く要さんはやっぱり私たちのスーパースターだ。あちこちで歓声とため息がもれる。

しかしこの曲今まで聞いた3回とも録音(口パク)かと疑うほど良い出来。

そして好対照な柿沼さんの「B型を愛してください」へと続く。日曜日は清史さんの投げたサングラスがすぐ近くまで飛んできたんだけどなぁ。。。

リクエストはこれまで「道」「NO!NO!LUCKY LADY」「NORTHEN LIGHT」とバラバラ。ステラの時は全部「道」で決まりでしょ、と思ったけどそうでもないんだな。

アンコールの大宴会の時のゲストの歌を歌うコーナーは1日目は「私がオバさんになっても」2日めは「愛は勝つ

女性キーを歌いきるのはさすが。

KANちゃんとはこんなに声の高さが違うのね。それぞれに聞いているとよくわからないのよ私。

愛カツのコーラスはやっぱりみんな大変そう。でも添ちゃん嬉しそうに演奏してたなぁ。

 

1日目

https://www.instagram.com/p/BX-TkqdgL_A/

今日のセトリ#スタレビ #楽園音楽祭 #太閤山1日目

2日め

https://www.instagram.com/p/BYAsFjIgZjl/

今日のセトリ#スタレビ #楽園音楽祭 #太閤山2日目

115冊め 「月と太陽の盤」 宮内悠介

 

月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿

月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿

 

 将棋が流行りだけどこちらは囲碁の話。とは言え対局シーンは殆ど無い。

棋士で今は碁盤師・吉井利仙、彼を師と仰ぐ若き棋士愼。そして愼のの姉弟子である蛍衣。

彼らが関わる碁盤や人間関係の謎碁盤の贋作問題や殺人事件までを解いていく。

割と現実的な題材なのにどこか不思議な印象を残すのは宮内氏の芸風か?

 

 

 

114冊め 「三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手」 三谷幸喜

 

三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手

三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手

 

 相変わらず仕事ばっかりしているなぁ。。。

お子さんの話がちらっと出てくるけど奥様の話は(まぁ一般人でもあるし)全くなし。

この人に私生活はあるのか?という感じ。

 

113冊め 「京都うた紀行」 永田和宏・河野裕子

 

 自分の、妻の命がもうあと僅かで終わることを知りながら過ごす日々ってどんなふうなんだろう?

歌に詠まれた場所を訪ねて歌について語りながら自分たちの来し方と相手への思いを語る。

「貴方と一緒に行ったというのが、非常に大きかった」「それは僕も強く感じたことでした」そんなふうに語り合う夫婦のこのストレートな表現は歌人夫婦であるからこそなのだろうか?

112冊め 「村上春樹翻訳ほとんど全仕事」 村上春樹

 

村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事

村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事

 

 村上春樹が今までに翻訳した本の紹介(村上春樹のコメント付き)と柴田元幸との対談。

村上春樹って作家になった早い時期からこんなにもたくさんの翻訳をしているんだな。

翻訳物ってまず読まない私ですが村上訳の「グレイト・ギャツビー」は読みたいと前から思っているのですよ

111冊め 「明るい夜に出かけて」 佐藤多佳子

 

明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて

 

 人と接するのが苦手な富山は大学を休学してコンビニの深夜バイトをして暮らしている。

ラジオの深夜番組が好きで投稿もしている

バイト仲間や幼馴染コンビニの客として現れた謎っぽい女子高生との交流で少しづつ変わっていく。

少年(青年?)の成長譚であり伝説の深夜ラジオ番組(実在したものらしい)のへの愛情あふれる賛歌

 

腕をふって足を上げて

両替に言った銀行の待合で甲子園の入場行進をぼんやりと見る。

真っすぐ伸ばした手を前に大きく振る歩き方は最近のはやりなのか?

高校野球独特のものなのか?

行進なんて意識して見てないんだな、どんな歩き方をするのか思い出せないけど、なんか変、て思った。