110冊め 「探検家、40歳の事情」 角幡唯介

 

探検家、40歳の事情 (Sports graphic Number books)
 

 ノンフィクションの探検記からはこぼれ落ちた日々の記録。

脱力的だったり呆れるような話だったりちょっと逸脱していたり。

 

台風

朝からざっと降ったり薄日がさしたり目まぐるしく変わっていたけどそろそろ風も強くなって来た。

ノロノロらしく進路予報の時間がどんどん遅くなっている。

足取りが遅いということは降る雨の量も多いということで、どうか大きな被害が出ませんように。

 

109冊め 「ブルーネス」 伊与原新

 

ブルーネス

ブルーネス

 

 3.11の震災後津波観測の新しいシステムを作ろうと集められた癖のある研究者たち。

学会という巨大な壁や様々な障害妨害を乗り越えて進むプロジェクト小説。

 

108冊め 「聞き出す力」 吉田豪

 

聞き出す力

聞き出す力

 

 週刊誌連載らしいけどまず手にとることのない雑誌なので作者も内容的にも白紙。

プロインタビュアーを名乗るインタビューの達人が語るインタビューの極意。

というかあとがきにもあるけれどインタビュー面白エピソード集ね

107冊め 「七月に流れる花」 恩田陸

 

七月に流れる花 (ミステリーランド)

七月に流れる花 (ミステリーランド)

 

 転校間もない夏休み特別な林間学校に招集されて過ごす少女たち6人。

隔絶された城、流れてくる花鳴らされる鐘。

ミステリランドだから子供も読者に想定しているのだろう。だからというわけでもないのだろうけれどどことなくちょっと物足りない

 

その後、進展なし(グチではないはず)

何日か前には旦那に何かいわれたようでちょこっと職安に顔を出したようだけど動き出す気はまだないようだ。

一応気を使っているのか皿洗いをしてくれる、洗濯物もたたんでくれる、頼めば風呂掃除もしてくれる。

寝てるのか起きてるのかゲームしてるのかパソコンしてるのか部屋にいたりちょいと出てきたりたまに出かけていったり。

なんか既視感。ほんの4,5年前の生活そのまんまじゃないか。

気づけばそんな生活に馴染んで日々はくるくる回ってく。

良いのか?こんなんで?!

彼の人生だとお題目のように唱える。

今までの人生でお題目を唱えたことはない。それってお経みたいなもの??

 

106冊め 「いまさら翼といわれても」 米澤穂信

 

いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても

 

 古典部シリーズ。

古典部員それぞれの古典部以外での様々な活動。

摩耶花目線が2作入っている。

表題作の翼の意味が哀しいな。でも頑張れ千反田える

105冊め 「ぶたぶたの花束」 矢崎存美

 

ぶたぶたの花束 (徳間文庫 や 36-6)

ぶたぶたの花束 (徳間文庫 や 36-6)

 

 今回のぶたぶたはバラの花縛りの連作。

愛らしい見た目と渋い中年男性の声で袖すり合う人を魅了したり癒やしたり。

 

 

104冊め 「シャルロットの憂鬱」 近藤史恵

 

シャルロットの憂鬱

シャルロットの憂鬱

 

 6歳の元警察犬シャルロットを引き取った浩輔・真澄夫妻。

犬を買うことで始まる犬友付き合い。ちょっとの面倒や不便とそれを上回る喜びといろいろな謎がやってくる。