28冊め 「SLOW BALLAD」 小路幸也

 

スローバラード Slow ballad

スローバラード Slow ballad

 

 弓島珈琲シリーズ4作目。

時は流れて三栖刑事は定年間近、仲間たちの子供も高校・大学生となっている。

その子供たちの一人の家出に端を発して様々な事件が折り重なるように起きる。

読み終わってから考えれば色々と疑問もあるのだけれど読んでいる間は気分よく勢いに流されてサクサクと読了。

小路幸也の本領発揮。

 

神様だった

佐藤さとるが亡くなった。88歳。

子供の頃って作者ってものを意識しないじゃない?

自分が好んでいたものがあれもこれも佐藤さとるの作品であったと気づいたのは多分10代半ばの頃。

遅まきながらコロボックルシリーズを読み始めたのはそれからだった。

胸が痛くなる心かき乱される問題提起のあるそういうのが良い物語だとする意見もあるだろうけど

佐藤さとるの心が明るくなる作品はいつまでも何度でも読んでいたくなる。

そんな物語をありがとう。

ご冥福をお祈りします。

27冊め 「あの午後の椅子」 永田和宏

 

あの午後の椅子

あの午後の椅子

 

 歌人であり細胞生物学の学者でもある人のエッセイ集。

亡くしてしまった妻をほんとうに愛していたんだなぁと切々と伝わってくる。

その伝わり方が歌を通して腑に落ちるように語られている。

歌っていいなと思わせられる。でも解説付きでないとその歌の真意が残念ながら読み取れないのよ。自分の不勉強がほんとに残念。

26冊め 「脳が壊れた」 鈴木大介

 

脳が壊れた (新潮新書)

脳が壊れた (新潮新書)

 

 突然の脳梗塞で倒れ外見からはわかりにくい後遺症が残ったルポライター。

自分を対象にした取材。

脳の中で何が起こっているのか?注意欠陥・認知機能の低下・感情の暴走それらはこれまで取材対象だった生き難さをを抱える人達の中にも見てきたものだった。

自身の性格や生き方への反省、周囲の人達への感謝。

 

ポケポケゴーゴー

色々ご意見はございましょうがポケモンGOがアップデイトされてここんとこ使い辛かった不具合も解消されて新しいポケモンも増えてまた楽しく遊び始めている。

ポケGOやってるって言うと時々すごい否定的な意見を浴びせてくる人いるんだけどね、放っといて欲しい。

ちゃんとルール守ってるし。

私と同世代に多いんだよね。

かといって若者はもうそろそろ飽きてしまってそう熱心にはやっていない感じ(当社比)

地道に楽しんでいるのもまた中高年なのかもしれないね。

25冊め 「黒面の狐」 三津田信三

 

黒面の狐

黒面の狐

 

 戦後間もない炭鉱で起こる連続死。事故か?自殺か?殺人か?

炭鉱という過酷で理不尽な場所で起こる奇怪な事件は論理的に解くことができるのか?

真相に行き着くまでに二転三転する推理は刀城言耶シリーズを思わせる。

この放浪う名探偵もまたシリーズ化されるのでしょうか?

「星屑の隙間に木村基博」@大阪城ホール

12日の日曜日はホスキモのために大阪に行って来た。

前回(2010年)あとからいろいろなレポ・感想を目にして行かなかったことを深く後悔したので今回参加できてとても嬉しい。

大阪城ホールは初めて。ガイシホールくらいの大きさなのかな?あまり縁のないサイズ

生スキマと秦くんはお初。

 

10人で一つのバンドとして自分の出番がない時にもステージ上にいる場所がスナック451。(きれいなママがいる)

これは前回のホスキモの企画者でその後亡くなってしまったイベンターの横井さんにちなんでいるのだとか。

 

音楽的にも素晴らしかったけど合間のコントがまた大笑い。

脚本はKANちゃんだろうなぁ。

秦くんが大活躍、というか秦くんファンも喜んでくれただろうか?

 

6時半開演ということで少々不安を覚えていたけど案の定と言うか終演は10時ころ。

皆さん帰りの足は大丈夫だったんだろうか?

夕食食べて高速走って家についたら2時半だった。

でも良いんだ、楽しかったから


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開演前と終演後の大阪城ホール
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24冊め 「ブラック・ベルベット」 恩田陸

 

 

ブラック・ベルベット

ブラック・ベルベット

 

 

お天気ネタ

ここへ来てまた毎日寒い日が続いている。

明日は雪予報だって?

日差しはずいぶん明るくなったのにね。そして心なしか鼻がムズムズするのはもう何かが飛び始めている?

23冊め 「結婚小説」 中島たい子

 

結婚小説

結婚小説

 

 38歳未婚の小説家。「結婚小説」の取材のためにそば打ち合コンに参加。

そこで出会った映像作家と恋に落ちて?

結婚へのあこがれと懐疑。甘い甘い恋愛とそこに投げ込まれるほろ苦い現実。

人生の選択はこの先も続いていく。