145冊目 「和菓子迷宮をぐるぐると」 太田忠司

 

超理系で物理学で大学院に行く予定だった河合涼太は和菓子の対数美的曲線に出会い進路変更して製菓学校に進む。

最初この主人公軽薄で自己中なやつなのかと思ったのですよ(太田忠司がそんな主人公を書くわけはないのだけれど)

率直で前向きでいいやつでした、変わり者だけど。

周りを囲む女子たちもそれぞれ描き込めそうだけど中国人のティンさんが和菓子を極めようとしている姿がいい

ミステリ要素はあまりない。