49冊目 「結婚の奴」 能町みね子

 

結婚の奴

結婚の奴

 

能町さんが男性から女性にトランスした人ぐらいの知識しかなかったけどこんなにこじらせ系の人だとは知らなかった。

恋愛に対するコンプレックスはすごく強いみたいだけど恋愛なんてどうでもいいと言い

世の恋愛至上主義に苛立つ。

でも一人は嫌で性愛の対象にお互いならないゲイの男性とノリのような同居生活を始めてなんとなくしみじみほのぼのしたり。

その間に過去の最初の男との顛末とか亡くなった雨宮まみさんへの激しい愛憎とか入ってきてちょっと脈絡がない。