126冊目 「この世にたやすい仕事はない」 津村記久子

 

この世にたやすい仕事はない (新潮文庫)

この世にたやすい仕事はない (新潮文庫)

 

燃え尽き症候群で仕事を辞めてハロワで紹介される短期のお仕事を転々とする30代女子。

メンタル弱そうな割に果敢に仕事に取り組むがなぜか契約更新前にリタイヤすることに。

だんだんお仕事そのものがファンタジーじみてきてあれ?津村記久子ってこういう作風だったっけ?ってなるのだけれど

最後はあるべき場所に立ち返るというか、あぁそういうことだったのねと納得させられる。