31冊め 「漂流」 角幡唯介

 

漂流

漂流

 

 漁船の沈没により37日間海上を漂流した後救助された日本人船長はその8年後再び海上で遭難して行方不明になっていた。

死の目前からようやく生還したというのになぜ再び海に戻ったのか?

沖縄伊良部島のマグロ・カツオ漁の歴史と海でしか行きられない漁師たちのメンタリティを

普段は自身の死の淵ギリギリの冒険をノンフィクションに書く著者が丁寧に聞き取っている。