94冊め 「その姿の消し方」 堀江敏幸

 

その姿の消し方

その姿の消し方

 

 骨董市で手に入れた古い絵葉書に書かれていた10行の詩。

その作者を追ううちに出会った人々。

そのたびに変容していく詩の意味。

何を言わんとしているのかという意味では難解。

しみじみと味わうなら美味。