今日の読了本 196・197

「セラピスト」 最相葉月

セラピスト

セラピスト

河合隼雄はじめ多くのセラピストやその技法、歴史の紹介と自身のセラピー体験。
守秘義務の関係でどうしてもインタビューは少なめに解説が多めになってしまってちょっと固い印象。
これまで読んだ最相さんのものは筆者自身が前に出てくることがあまりなかったのだけどここでは自分が被験者になっていることもあって
かなり自分語りをしている。

文中に私の出身校の名前が出てきてちょっと驚いた。

「Bitter Sweet Waltz」 小路幸也

ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz

ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz

“弓島大”シリーズということになるのかな?前作から10年近くが経って登場人物たちもそれぞれ歳を取り&大人になりそれぞれの道を歩みながらもつながっている。
刑事の失踪というずいぶんハードボイルドな設定な割に大掛かりな活劇があるわけでもなくいつもの小路幸也でした。