今日の読了本 74

「書楼弔堂 破暁」 京極夏彦

書楼弔堂 破暁

書楼弔堂 破暁

こちらも明治20年代、昨日読んだ「明治・妖モダン」と同じ頃のお話。
なんとなし人生からはぐれてしまい家族とも離れ一人暮らす元士族高遠が知り合った古本屋。
雰囲気が京極堂シリーズに似ている。最後の章に清明社の禰宜中禅寺なる人物が出てくるからどこかでつながっているのかもしれない。
帯に新シリーズとあるから続きが出るのか?ならば楽しみが増えた。
正直なところ最近の京極作品は読みづらいというか読んでいて楽しい気分にならないことが多かったからね


今住んでいるマンションはそろそろ20年近くなろうかという物件で数日前に無料点検のご案内なんていうチラシが入ってきた。
こういうのは乗せられるとややこしいことになると相場が決まっているから無視を決め込んでいたのだけれど
わざわざご在宅の確認なんて言うのまで来たものだからちょっと診てもらうことになった。
来たのは営業さんではなくて現場の人という感じの作業着姿の人。
印象としては誠実そう?吹っかけてるとか危機感を煽ってるとか思わせないのは大事なことなんだろうな。
築20年といえば今問題なさそうに使えているとは言っても直した方がいい所はいっぱいあってとはいえそこはかなりお金もかかることだから
どこまでやるかは考えどころではあるのだよなぁ。。。
当然バリアフリーとか今後の高齢化問題も考慮に入れなきゃいけないわけだしね