今日の読了本 110

「夫婦の散歩道」 津村節子

夫婦の散歩道

夫婦の散歩道

夫君吉村昭の死の前後から強烈な罪悪感を抱えながら生きてきた著者がようやく一息ついたかと感じられるエッセイ集。
それでもきっとこの人は最後までこの感覚を持ち続けていくのだろうな。

取り返しの付かないもう後戻りの出来ない悔恨。それを繰り返し表明し続ける行為というのはどうなのかな。
作家だから評価されるのだろうか?