今日の読了本 109

「玉磨き」 三崎亜記

玉磨き

玉磨き

あるジャーナリストが自分の興味を持った事柄を追った幾篇かのルポタージュ
細々と受け継がれる技術、消され忘れられようとする過去の出来事、誰かのこだわり、何らかの規制。
風刺や隠喩として読めるものもあるし、三崎さんらしい不思議で不穏な物語でもある。
巻末の参考文献まで手が込んでいるのにニンマリしてしまった。