今日の読了本 114・115

「コーヒーブルース」 小路幸也

Coffee blues

Coffee blues

非常にテンポよく(ある意味都合良すぎるほどに)話が進んでいくのはいつものこと。
ほんとうに悪いやつ、が遠景にしか出てこないのもまぁ、この人の良さ。
ただ今回はどう考えてもこの一点だけでこいつが立派な人間だとは思えない。という
人物がいてこの人の扱いは難しいところです。

「猫弁 天才百瀬と厄介な依頼人たち」 大山淳子

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

ほのぼのミステリ。
散発的に起こっていた出来事が最後にパタパタとまとまっていく。
百瀬がどこがどう天才なのかは今ひとつ伝わって来ませんが
幸せになって欲しいと思わせる主人公ではあります。