いろいろな評判からもっと読みにくいかと思っていたけど「1Q84」に引き続きぐいぐいと読み進めさせられる。
相変わらず性的描写多めだし芸術論・美術音楽の薀蓄はわからないことも多いけど。
主人公の茫洋とした地面から数センチ浮いてしまったような感じやメンシキさんのちょっと異様な生活と欲望。
そして騎士団長がまだ少ししか出てきていないけど想像よりもずっとチャーミング。
第2部に期待。
いろいろな評判からもっと読みにくいかと思っていたけど「1Q84」に引き続きぐいぐいと読み進めさせられる。
相変わらず性的描写多めだし芸術論・美術音楽の薀蓄はわからないことも多いけど。
主人公の茫洋とした地面から数センチ浮いてしまったような感じやメンシキさんのちょっと異様な生活と欲望。
そして騎士団長がまだ少ししか出てきていないけど想像よりもずっとチャーミング。
第2部に期待。
“変なこと”が身近に起こりやすい体質のノンフィクション作家の日常。
本当にこれが怪異なのか?と言われると疑問なものもあるけれどそこをうまく料理するのもノンフィクション作家の腕なのかなと思ったりもする。
怪談と言いつつそんなに怖くはない。
死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
結構有名な未解決事件であるらしいディアトロフ事件。
トレッカーたちの行動・救助捜索隊たちの活動・著者の取材の三時点で物語は進んでいく。
資料や取材から構成される事件当時の状況は真実味があって興味深い。
真相とされるものはまぁ、UFOや陰謀説よりは説得力があるかな?と。。。
今後も様々な“真相”とされるものが出てくるのでしょうか?
帯にのんびり幸せに暮らしています。とあるけれど、のんびりはわかるけど幸せってこれをしみじみ幸せと呼ぶのはちょっとどうなのかなぁ?もちろん不幸せではないんだけどなんかちょっと足りない感じがしてしまう。
キョウコさんより年上だけどこういう境地にはまだ達せられない。
菜の花食堂とお料理教室を営む靖子先生が身近なささやかな謎を解く。
お弟子の香奈さんと語り手でもある優希の働きでお店も新しい動きを始めていき先生のちょっとした鬱屈も晴れていく。
恋愛フラッグも立ったのかな?
村上春樹のエッセイというのはお気楽で好きだ。
発表媒体によるのか文体がそれぞれ違っていたりもするのだけれど基本的に深い考察はない。
いろんなことがめんどくさい時にはおすすめ。
職場すったもんだの余波はまだ続いていて今週は5勤2休。しんどいけどあの状態が続くよりは気持ち的に楽。
人がひとり抜けた訳だからどうなるのかなぁ?夏休みはバイトちゃんが中国留学なんて話も聞こえてきてるし。
このダルダルな体調は湿度のせいだと思いたいけどこれからどんどん暑くなるわけで頑張れるのかしら?ワタシ。
タイトルと芥川賞受賞ということからもうちょっと寓意的な展開を想像していたのだけれど
ずいぶんと薄っ気味悪い話だった(それもまた寓意的というのだろうか?)
結婚というものは互いを取り込み同化して崩れていくことなのだろうか?
間に石を挟めば良いのか。