今日の読了本 173・174

「ひとり百物語 怪談実話集」 立原透耶

ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)

ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)

じわっと怖いけどそこに何かがあるという確証があるわけでもなく作者自身そこにあるものを感じて入るのだけれどどうだ!こわいだろう!!と押し付けてくる程でもない。
そんな程よさが程よく好きです。

「ぼくがいま、死について思うこと」 椎名誠

ぼくがいま、死について思うこと

ぼくがいま、死について思うこと

椎名誠が70歳を前にして死についてまじめに考える。
前半は世界各地特に奥地僻地におけるの様々な葬送や埋葬のスタイルについての見聞。
後は身近な人の死や自分の過去において死と近づいた時のことなど。
ただこの人は多分日本や日本人(特に若者)が嫌いなんだろうな。
時々唐突にブランドバッグの若い娘や腰パン青少年を罵り始めるから鼻白らむ。