140冊目 「母・娘・祖母が共存するために」 信田さよ子

 

母・娘・祖母が共存するために

母・娘・祖母が共存するために

 

今現在娘であり母であり祖母である私。

ある時母の重さに気づいた。ここまでの人生の中で母と離れていた期間が殆どない。

なるべく子どもたちに重くない母でいたいと願った。子供の色々に口を出すのが怖かった。

今、孫の面倒頼まれれば行くけれど余計なことはするまいと思っている。

ただうちの母毒親だったかと言われるとそこまでではない。“毒”とかはちょっときつすぎる。あの時代相応の親だった。でも重かった。今も年々重い。