104冊目 「小屋を燃す」 南木佳士

 

小屋を燃す

小屋を燃す

 

 この作家そろそろ作家人生を締めにかかっているのだろうか?

もともとの自虐的な感覚に加えて地元の仲間達が欠け落ちていく感覚、あちら側とつながっているような感覚。

親しかった者たちに死者が増えていく。

でももうしばらくこの人の人生を読んでいたい。