101冊目 「花ひいらぎに街角」 吉永南央

 

花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ

花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ

 

北関東の街で珈琲と和食器の店を営むお草さん。

古い友人の小説の私家版を作ろうとして印刷屋に縁ができアルバイトの久美ちゃんの恋愛問題とか

大手印刷会社の個人情報流失とか今は亡き魅力的な女性とか。

温かい話なのにどこかで背筋に不穏なものが走る。

人生は優しかったり正しいばかりではないけれど信じるように生きられたら良いな。

 

列島ボロボロ

台風に続いて北海道の地震。あの大きな北海道が全域停電ってどういうこと?

今年は。。というかここ数年大きな災害が立て続けに起きているように感じるのだけれど。

立ち上がろうとしても次々打ちのめされていくような、不吉な印象。

暗いことばっかり考えても仕方がないから粛々と日々をこなして、募金。

できることなんて今のところそのくらい