今日の読了本 167・168

コロボックル絵物語」 有川浩

コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)

コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)

コロボックルストーリーは私にとってとても大切はお話だ。
きっと日本中でたくさんのコロボックルサイドストーリーが作られていることだろう。
有川浩が新しい「コロボックルの物語」を書くと聞いたとき「なにぃ??!」と思った。
しかもイラストは村上勉だ。そりゃずるいよ。
きっとそう思った人はいっぱいいたと思う。もちろん「やったぁ!!♪」と思った人もたくさんいただろう。
この本はまだイントロダクション。半分は佐藤さとるで出来ている。


「江分利満家の崩壊」 山口正介

江分利満家の崩壊

江分利満家の崩壊

偉大な親強烈な親を持ってしまった子供、ましてその親を複雑なものを抱きながらも愛し尊敬してしまった息子はそこに縛られずに入られない。
「僕の父はこうして死んだ」では父山口瞳の今作では母治子の死を看取り母の不安神経症?パニック障害?に
ずっと縛られ続けてきたことを告白している。
60歳にしてそこから開放されると同時に一人置き去りにされて(著者は未婚独身その遠因を母親に求めたりもしている)この先どう生きていくのだろうか?