今日の読了本 143・144

「竜の雨降る探偵社」 三木笙子

竜の雨降る探偵社

竜の雨降る探偵社

《帝都探偵絵図》の作家さん。男性二人の友情(?)愛情(笑)もの。+αで罪悪感とか。。。
帝都の絵師が50年の時を経てちょいと話題に出てきたり、そのエピソードがまた憶測を産んであっちのシリーズへの興味もかきたてる。
探偵自身の謎が最期に明かされてシリーズ化は微妙かなぁ。。。

「私の箱子」 一青妙

私の箱子

私の箱子

一青窈の姉による台湾人の父と日本人の母を持つ家族の思い出。
妹のことはあまり語られていません。
親のことってその親しさとは裏腹に案外知らないものです。
幼いころの思い出や親戚知人に聞いた話父母の残した日記やメモなどからまとめていますが筆者に執念というほどのものはなくちょっと未整理な感じです。
本人が納得できればそれでよかったのかな?