今日の読了本 107・108

「のぞきめ」 三津田信三

のぞきめ

のぞきめ

作者自身が語り手として登場したり実在の作家や編集者が出てきたり、
そうして物語の因縁が語られ実話怪談として2篇の怪奇譚が記される。
怪奇作家がよく使う手ではあるけれど、それが一種の手法なのか本当にベースになる怪奇があるのか
その辺の曖昧さも怖さに加担して怖い、けどえげつなくはない。

「40代、職業・ロックミュージシャン」 大槻ケンヂ

40代の大槻ケンヂがオーバー40のロックミュージシャンたちと対談する。
名前を知っている人は数人しかいないけど誰もがずっとロックミュージシャンとして活動を続けてきた人たちばかり。
体力も家庭も経済も気になることは色々あってもロックミュージシャンを辞めたくない人たち。
ガツガツしてないこんな生き方もいいなって思う