今日の読了本 64

「逆回りのお散歩」 三崎亜記

逆回りのお散歩

逆回りのお散歩

町の活性化のための公共事業として戦争が選択肢の上位にある世界。
また近隣市町村の合併が実は水面下で長年にわたって工作された乗っ取りの結果である世界。
そんな理不尽な世界にあるのは、でもどこの世界にもあるような
人々の関心や無関心や欺瞞や正義。
話としてはやや短めの「戦争研修」が面白かった。
またどこかの物語につながっていくのだろうか?