今日の読了本 8

「地下の鳩」 西加奈子

地下の鳩

地下の鳩

安いキャバレーの呼び込みをしている40歳の男。
どうもこの主人公が単なる勘違い男にしか思えなくて、彼が執着する過食嘔吐のチーママ
共々よくわからない。
自分自身と折り合いの付けられない違和感のようなものか?

併録の「タイムカプセル」の方がいい。
表題作にもちょっと出てくる巨漢のオカマママの疎外感のほうが分かりやすいからか?