142冊め 「奇奇奇譚編集部」  木犀あこ

 

霊が見える怖がりなホラー作家と強引で敏腕で霊に強い編集者コンビのネタ探し的怪異探査

いくつかの怪異が裏ではつながっていて、だけどその怪異の真相が実はちょっとよくわからなかった

切な気なんだけどね君は何なの?って感じで入り込めなかった

残念。

 

 

お彼岸

明日は秋分の日

日が短くなったなぁ

6時が暗いよ

急に涼しくなったしね

 

141冊目 「シャルロットのアルバイト」 近藤史恵

 

子供のいない共働き夫婦と元警察犬のシャルロットの日常に起こるちょっとした事件

犬のいる暮らしの大変さも含めた楽しさの描写と人間の愚かさや浅はかさも描いていてでも信頼し合うふたりと一匹が爽やか

 

140冊目 「考えて、考えて、考える」 丹羽宇一郎・藤井聡太

 

藤井本は何冊か読んだけど藤井5冠の生の言葉っていうのはあんまり読んでいないなと思って手に取った対談本

とはいえ63歳差の友人と言ってもそこはそれ受け答えは優等生的なものになってしまうのか

彼の存在そのものが優等生なのか人間の皮をかぶった将棋?(誉めてるつもり)

あんまり色のついていないインタビュアーによるロングインタビューなんていうのが読みたいな

 

 

台風過ぎて

朝には雨も上がっていたけど一日強い風

そして中華まんがよく売れた一日

夕方歯医者に出かけたらちょっと肌寒いくらいひんやりしていた。久々の感触

このまま一気に秋というわけはないだろうけど今夜は冷房なしで眠れそうな夏の終わりの予感

 

139冊目 「山怪 参」 田中康弘

 

山で起こる不思議な出来事はこれみよがしなところがなくて良いんだけれど

狐狸鬼火などなど

どの話もあまり区別がつかなくなって3冊目ともなるとこれ前にも読んだっけ?とちょっと心配になる。

何度も読むこと自体は特にかまわないのだけれど

 

 

台風

朝から風が強い。数時間前に一度ものすごい雨が降ったけどそれ以外は雨は大したことない

ベランダの植木鉢をおろして洗濯竿を下げてハンガーなども取り込んだけどひどくなるのは夜になってからなのかな?

ダンナに朝送っていこうかといったけどかっぱ持ったからと自転車で出社

ひどくならないうちに帰ってこれると良いな

 

138冊目 「オオルリ流星群」 伊与原新

 

今の暮らしに疲れを覚え始めている45歳の男女

高校時代一緒に文化祭の展示を作った仲間が私設の天文台を作ろうとするのに惹き込まれていく

過去のいろいろに戸惑い悩むとしても30年近く立った現在でさえ最適解は見いだせないまま

ひと夏の勢いが過ぎてしまったあと皆前向きになれるかはわからないけどこの試みが周りへも広がってうまく回っていくと良いなと思う

ところで野暮なことを言うとスイ子はこれからどうやって生きて行くんだろう?

 

 

 

 

137冊目 「黄昏の百合の骨」 恩田陸

 

理瀬シリーズ

祖母の遺言で祖母亡き後の屋敷に叔母二人と暮らす理瀬

同級生の少女理瀬のいとこ亘と稔

みな二面三面を隠し持っていて物語は最後まで二転三転

そんな理瀬の一族ってさて何を生業としているのか?

 

136冊目 「QEDホームズの真実」  高田崇史

 

ホームズ譚と源氏物語ネタの両方が盛り込まれて2度美味しいというかより複雑というか。

特にホームズの方はフィクション現実がごっちゃになっているのをどう飲み込むかが難しいところ

シャーロキアンでない身としては???と言わざるをえない

まぁそこはそれとして楽しむ姿勢が大切か