159冊目 「小高へ」 島尾伸三

 

小高へ

小高へ

 

「死の棘」の子供が父の足跡をたどり亡き父母と妹の思い出を語る。と言えればスッキリするのだろうけれど

断片的な描写からはこの一家のことをある程度知っていないと読み取れることは少ない。

痛々しさとか忌避感は感じ取れるのだけれど。