69冊目 「花歌は、うたう」 小路幸也

 

花歌は、うたう

花歌は、うたう

 

 失踪中の天才的ミュージシャンを父に持ち自身も本人に自覚は薄いものの大いに才能に恵まれているらしい花歌。

友人たちに促されて歌を作り歌いYOUTUBEにアップして世に出ていこうとする。

父の目に止まるため事態を動かすため。

父親の失踪の理由や失踪を続ける理由花歌が歌を歌う決意をする理由、そういうエンジンになる部分がちょっとボヤボヤなのが気にかかる