156冊め 「彼女の色に届くまで」 似鳥鶏

 

 圧倒的な絵の才能を持つが生活能力ゼロでコミュニケーションに難のある美少女と人並み以上だけれど平凡な才能しか持ち合わせていない画廊の息子。

恋心と才能への畏怖と嫉妬心。

明らかに女王様と下僕パターンだけど高飛車なわがまま姫でなくてよかった、むしろ幼気ない。

それにしても千坂桜、緑川くんに出会うまで生きてこれたのが不思議だ。

そして風戸くんいてくれてありがとう。