152冊め 「もう生まれたくない」 長嶋有

 

もう生まれたくない

もう生まれたくない

 

 なんか良いんだよね。長嶋有は。

有名無名の死が語られる。そこにいる人達はゆるくつながっている。つながりを意識している同士もいればただ(主にマンモス大学の周辺にいる)というだけだったりもする。

教訓もなく説教もなく絶叫もない、ただなんか良いんだよね。