147冊め 「パレードの明暗 座間味くんの推理」 石持浅海

 

パレードの明暗 座間味くんの推理

パレードの明暗 座間味くんの推理

 

 空港の保安検査員というのは警察官なのだな、知らなかった。

羽田空港の保安検査所で働く女性巡査南谷結月。そんな彼女が上司から同席を指示されたの警察組織NO3の警視長大迫とその友人で民間人の“座間味くん”の飲み会だった。

大迫が語る過去の事件に全く違う角度から光を当てる座間味くん。

安楽椅子探偵の常としてその推理が正しいかどうかの検証はないのだけれど

そういう見方があったのか!という意外性が心地よい