83冊め 「リーチ先生」 原田マハ

 

リーチ先生

リーチ先生

 

 明治42年芸術を志し日英の架け橋になろうと来日したバーナード・リーチ

日本で陶芸と出会い突き詰め故国でも根付かせようと工房を開く。

その全ての道程に付き従った弟子であり助手でもあった沖亀之助の生涯。

柳宗悦を始め高村光太郎志賀直哉白樺派の面々との交流。また陶芸会で後に名を成す人たちとの出会い。

そんな綺羅星たちの中でこの沖亀之助という人の生涯はどのようなものだったのかな?

常に裏方のような位置にあっても生涯の師と思える人に出会い共に歩めた日々は幸せだったのだろうか?