143冊め 「おぱらぱん」 堀江敏幸

 

おぱらばん (新潮文庫)

おぱらばん (新潮文庫)

 

 ちょっと難しくて難渋した。

少し読んでは立ち止まり間に他の本を挟んでみたり少しづつ先進。

短編集で入り口は読みやすくするりと入っていけるのだけど見知らぬ人物の経歴見知らぬ作品の引用が出てきて情けなく置いてけぼりを食うことになる。

読み手に知性が要求されるんだな。

それでも忍耐強く読み進めばこちらのレベルなりの面白さが見えてくる。