136冊め 「文芸誤報」 斎藤美奈子

 

文芸誤報

文芸誤報

 

 最初に文学作品を10倍楽しく読む法というのが書いてある。

曰く、小説に教訓を求めるな・小説のテーマを考えるな・登場人物に共感を求めるななどなど。

本を読んでいて時々あ~~面白かった、以外の感想が何も湧いてこなくてこういうのを書くときに困ることがある。

でもそれって別に困らなくても良いことなのね。

斎藤美奈子はツッコミもうっちゃりも鋭くて読んでて面白いんだけど案外これを読んで評されている作品を読もうという気になることは少ない。

こっちを完結した作品として読んでしまうせいか?本作を読んだ気になってしまうのか?