今日の読了本 194・195

「机の上の仙人 机上庵志異」 佐藤さとる
童話作家の机の上に突然現れた小さな庵とそこに住まう小さな仙人が語る不思議な話

机の上の仙人―机上庵志異

机の上の仙人―机上庵志異

「胡蝶殺し」 近藤史恵

胡蝶殺し

胡蝶殺し

才能とか環境とか運とかそういったものすべてに絡め取られながらできることは精進することだけ。
歌舞伎にかぎらず大なり小なり人はそういう境遇にいる。
近藤史恵にしては痛い描写や切ない表現が少なめだけどそれは当事者である幼い二人ではなくその親が語り手だからか?
最後に明かされる少年の決意と若者たちの未来への思いが快い読後感を呼んでいる。


さて、退院から3日が過ぎて思っていたより手はかからない。
この調子だと要介護はつかないんではないかと思う。
それはそれで良いんだけどそれでもまだ外を歩くなんてとても出来ないしうちの中でもどこかに掴まったり触ったりしながらそろそろと移動している。
何より認知症(って呼ぶのはやっぱりちょっと抵抗があるのだけれど)のせいで今のことをどんどん忘れていくから一人にしておくのはやっぱりちょっと心もとない。
今の私は掃除洗濯食事の支度といったいわゆる家事のルーチン+ちょっとしたαがあるだけであとは主に待つことが仕事なのだなぁ
傍から見れば気楽なことこの上ないんだろうけれどそうとばかりも言えないんだよね
何回も何回も何回も同じ事言うしさ。。。

今日ちょっとまた仕事に戻れないかって考えた。。。
でもむりなのかなぁ。。やっぱり。