今日の読了本 102・103

安部公房とわたし」 山口果林

安部公房とわたし

安部公房とわたし

著名人の死後その愛人の手記というのは数多く出版されているけれど、私が知るかぎり多くは自分がいかに愛されたか、自分がいかにお荷物ではなく自立的な存在だったか(経済的にも)
妻やその周辺の人にいかに理不尽な目にあったかを力説しているように思う。
まぁ確かにそのとおりなのかもしれないけれど妻の側からすれば愛人なんて存在は到底許しがたいものなんだから
こうなってしまうのはいかんともしがたいのではないかと思ったりもする。
安部公房、編集者に頼ってないでちゃんと自分で離婚しろよ。


「女の子を殺さないために」川田宇一郎

女の子を殺さないために 解読「濃縮還元100パーセントの恋愛小説」

女の子を殺さないために 解読「濃縮還元100パーセントの恋愛小説」

村上春樹論は数多く出ているけどどれもこじつけ感が否めない。
庄司薫村上春樹の類似性を最初に指摘した人らしい