今日の読了本 223・224

「霧の森となぞの声」 岡田淳

霧の森となぞの声 (こそあどの森の物語)

霧の森となぞの声 (こそあどの森の物語)

霧の森の奥から聞こえるなぞの声(音?)は結局なんだったんだろう?
そこに読むべき裏の意味は無いのかもしれないけどこそあどの森の人たちを腑抜けにしてしまう麻薬的音とそこからの生還は”冒険”と呼ぶにはちょっと受け身的すぎる。

「悪童殿下 愛して怒って闘って寛仁親王の波瀾万丈」 工藤美代子

工藤美代子は前に良子皇太后昭和天皇の奥さん)のことも書いていたけど、どうなんでしょうね?皇室贔屓??
でも今上天皇にはあまり触れていないし皇太子にはやや批判的??
思い入れのある人にはすごく入れ込むタイプか?
対象への愛は大事だけどあまり過ぎるとノンフィクション作家としては欠点になるんじゃないか?