今日の読了本 201・202・203・204

「不思議な木の実の調理法」
「まよなかの魔女の秘密」
「森のなかの海賊船」
「ユメミザクラの木の下で」 岡田淳

ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

まよなかの魔女の秘密 (こそあどの森の物語)

まよなかの魔女の秘密 (こそあどの森の物語)

森のなかの海賊船  (こそあどの森の物語 (3))

森のなかの海賊船 (こそあどの森の物語 (3))

ユメミザクラの木の下で (こそあどの森の物語)

ユメミザクラの木の下で (こそあどの森の物語)

最新刊が出たようなのでこの際最初から読み返しておこうとまずは4冊。
一人でいる安定感と寂しさ。その寂しさを知らなかった頃のスキッパーは幸せだったのでは?と思ったりする。
こういう一人が他者と出会う喜び、というモチーフは児童書のみならずいろんな作品に出てくるのですが、いつもそこまで肯定感まるまるでいいのか?という気持ちもあったりするのです。
でも思いがけずジンとする場面もあったりするのでした。
例えばシマフクロウを抱きしめるトマトさんとか、男6人女4人が次々セリフを語りだして最期にスキッパーが「船出だ!」と叫ぶシーンとか、スミレさんがスキッパーに「もうお帰り」というところとか。。。
やっぱりスキッパーはこそあどの森の人達と出会えて幸せだったんだな。

私の好きな児童書(シリーズ物)ベスト3に入ります。あとの2つはコロボックルシリーズ、黒ねこサンゴロウシリーズです。