今日の読了本 202

「驚きの介護民俗学」 六車由美

驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)

驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)

大学の准教授だった著者がどういう経緯でか介護士となって施設のお年寄りから
民俗学での手法で聞き書きをする。
お年寄りの話を聞くというと傾聴方を思い出しますが聴くという行為に重きを置く傾聴に対して
話される内容を重視するのが民族学聞き書きのようです。
確かに明治大正時代に生まれたお年寄りの話はその気で聞けば驚きの宝庫だろうけど
介護施設の中でそういう時間を取るのは至難の業だろうねぇ。。。
終盤は結構そういう方面への愚痴も入っていました。


さて、今年はこれで終わりかな。
かろうじて目標の200冊に届きました。
良かった良かった。
年が明けたらベスト10を出したいと思います。