今日の読了本 129

「船を編む」 三浦しをん
「仏果を得ず」「神去なあなあ日常」に続いて、特殊な職業小説とでも言いましょうか。
三浦しをんは愛を描く。
ただその愛が男女間はたまた男男間女女間のみならず様々なものを常識を超えて愛してしまった人を描く。
そこに私は一般的な恋愛小説よりも強く惹かれる。
この本に限って言えば作者はもっともっと書き込みたかったんじゃないだろうかと感じます。