月日は流れれんげ荘で相変わらずな日々を送るキョウコさん
仕事で汚いものをいっぱい見てしまったからもう働くのは嫌だ。でも特にやりたいこともなく計算上は大丈夫と思ってもお金の心配も気にかかる。
たまに訪れるネコに心乱されたりアパートの留守番役を自認してみたり。
働いていた頃は随分有能だったみたいなのに全然そんなふうに見えないんだなぁ?
どうもどこを目指している話なのかよくわからない。というかどこも目指していない話なのかも。
月日は流れれんげ荘で相変わらずな日々を送るキョウコさん
仕事で汚いものをいっぱい見てしまったからもう働くのは嫌だ。でも特にやりたいこともなく計算上は大丈夫と思ってもお金の心配も気にかかる。
たまに訪れるネコに心乱されたりアパートの留守番役を自認してみたり。
働いていた頃は随分有能だったみたいなのに全然そんなふうに見えないんだなぁ?
どうもどこを目指している話なのかよくわからない。というかどこも目指していない話なのかも。
「ロミオとロミオ」とか「消失」とかと同系列な感じ作品。
原発とか汚染区域とか政治的問題とか現状へのメッセージ的なものもあるけれど
もっとなんというか昭和ノスタルジー?表現的お遊び?ギャグ?なのか?
「消失」では精密なAIに翻弄される人間たち、こちらでは一人の人間に翻弄されるロボットたち。
ダンナと息子と三人で晩ごはんを食べていた時「今度の選挙は難しいねぇ?」とダンナが言った。
私が一言「共産党」と答えると二人して「それ死票じゃない?」と突っ込む。
でも自民党には入れない(これまでの人生で自民党に投票したことはない)希望にも入れたくない。
死票かもしれないけど少なくとも後で裏切られたって思うことはなさそうだもんな。困った時の共産党。
意外なことにふたりとも希望の党にちょっとは期待しているらしい。
いやいやいやいや、小池さん何やった?豊洲と築地どうなった?オリンピックの会場と費用どうなった?
少なくとも枝野氏の党が受け皿にはなってくれそうな気がする。期待して良いのかどうかはよくわからないけれど
腹膜の癌が脳に転移しての再発。ガンマナイフでの手術や抗がん剤を入れながら山に登ることも様々な活動も諦めることなく続けていく。
肉体的にも精神的にも辛いことは多々あっただろうけれど前向きに前向きに生きた記録。
実話系の怪談というのが結構好きなのだけど同じような体裁を纏いながら中身は色々。
それほどエグくなくて日常の裏側に紛れ込んでいるような怖さが良い。
スプラッタや人の怖さは苦手。
そして下巻へ。
「ソク」とは何者だったのだろう?地下に消えた彼らはどうなったのだろう?
そして案外ロマンチックな展開となったあの二人の今後は?
本は年中読んでいるので季節に関係ない。
おまけに最近は夜更かしがとんとできないので秋の夜長もあまり関係がない。
読みたい本リストは溜まっているけど波長の合う本に出会いにくくなっているように感じる。
世の中に出回っている本話題になっている本にあまり食指が動かない。
思い返せば30年以上前やっぱりそんなふうに思っていた頃があった。
新本格との衝撃の出会いだった。
有栖川有栖・倉知淳・北村薫・加納朋子・北森鴻・連城三紀彦・京極夏彦・森博嗣などなど、幸せな出会いがいっぱいあった。
まぁ、みんながみんな新本格と読んで良いのかどうかは“?”ではあるけれど。。。
この先にもあんな爆発的な出来事が私の読書ライフに起こることがあるのかなぁ?
数々の“あれなんだっけ?”を解消すべくの再読。
この人とあの人の関係とかこの人があの人だったのかとか。
そして結構暴力的な話だったのだなぁとちょっと手が止まる。